全国的追悼施設 参拝記録
 長野県
善光寺日本忠霊殿(長野市善光寺)
建立場所
 長野県長野市長野元善町 491-イ

趣旨
 下記参照 (WAR MEMORIAL PAGODA)

碑文(案内板)
 戊辰戦争から第二次世界大戦までの戦争で亡くなった、約240万余柱の英霊を祀る、我が国唯一の仏式霊廟です。
 明治39年に創建され、昭和45年に現在の姿に改築されました。
(1階は「善光寺史料館」)

*御本尊は秘仏の善光寺如来様の分身仏です。
  (高村光雲門下 関野聖雲作)
【副碑】碑文
「善光寺日本忠霊殿造営の由来】
 奉祀の霊 240万柱
善光寺日本忠霊殿は 戊辰の役以降太平洋戦争に至る間 国難に殉じた240万の忠霊を奉祀する わが国ただ一つの仏式による霊廟であり 明治39年の創建になります。 たまたま日支事変 太平洋戦争における殉國の将兵100万余柱の遺骨 遺髪など「おかたみ」を勘定(おむかえ)したのを機縁に 新たに永世不朽の殿堂を建立することになり 財団法人善光寺日本忠霊殿造営奉賛会を結成、浄財を全国に求めました 趣旨に賛して寄進する有志都鄙を蔽うて余さず 造営の工程も順調に進んで昭和45年3月 廟塔落成し 240万の忠霊安らかにここに静まりました

 平和祈願の霊廟 本尊は「阿弥陀如来」
 善光寺日本忠霊堂は 善光寺の本尊一光三尊仏=阿弥陀如来 観世音菩薩 勢至菩薩=請来して本尊と定めました 祖国に殉じ 人類永遠の平和の礎と化した精忠赫々の御霊は 仏のみちびきによってこの霊廟に鎮まり阿弥陀如来の慈悲のみ光のもと 永久に国家民生の安泰をお護りするのであります
 敬仰追慕して忠霊の冥福を念じ 祖国万邦の和平繁栄を冀い併せて一家同胞の息災延命をお祈りいたしましょう
  昭和45年4月吉日
【扁額】
【側面】
 【副碑】

「碑文」

 精忠赫々雷行天

 「碑文」の説明文
 碑文は宗の名宰相文天祥が 玄宗 時の烈士顔真卿を弔うた 「過平原作」の最後の句である 小坂順造翁が郷党の請いにより 太平洋戦争に散華した 殉國勇士の忠誠を讃えて揮毫したるのである
 善光寺日本忠霊殿成るや 翁の意志を承けて嗣子小坂善太郎氏がこれを寄進した
 昭和45年3月吉日
  善光寺日本忠霊殿造営奉賛会

*部分損傷
桜花の絆

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