慰霊碑参拝記録
 広島県福山市
拓魂碑 (備後護國神社)
建立場所
 広島県 福山市丸の内9-2 備後護国神社

趣旨(英霊)
 

碑文
 満州開拓の悲願に燃えて勇躍決起した満州開拓青年義勇隊は北満の広野にて極寒極暑と闘いながら敢然と開拓の鍬を振う
 然るに壮国半ばにして或る者は病魔に冒され或る者は戦場に赴き終には敗戦という歴史的大惨事に遭い君の悲願は一瞬にして壊滅した 拓友の多くは痛恨望郷の思いを込めて異国の丘に骨を埋めた
  嗚呼痛ましい哉
九死に一生を得て帰還した拓友相計りここに碑を建て君の御霊を迎えて永遠に祀る
国策に殉じた君の開拓魂は平和国家日本の礎石として永劫に光を放つであろう
  昭和四十八年三月
   元満州開拓青年義勇隊備後地区生還者一同

* 茨の道を切り拓き さきだち進む雄々しさに 嵐の中を 燃ゆる火を 捧げて進む凛々しさに 生命捧げし尊さよ

「副碑」
 この碑は昭和13年から昭和19年の間 広島県より送出された満州開拓青少年義勇隊約5千人のうち中国大陸に於て短い生涯を終えた677柱の霊を祀り再びかかる事の起こらないため民族融和と恒久平和を祈念して備後地区生還者によって建立されたものである。
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