「愛知県-5」慰霊碑一覧・参拝記録
 愛知県豊橋市
此処に歩兵第百十八聯隊ありき (豊橋公園)
建立場所
 愛知県豊橋市今橋町 豊橋公園(三の丸会館前)

趣旨(英霊)
   戦没戦友の慰霊顕彰

碑文 「軍靴の跡」
 我が歩兵第118連隊(中部第62部隊)は昭和16年4月1日国家の要請に応えこの地において編成され 同年5月21日初代聨隊長陸軍大佐徳弘保衛が宮中で天皇陛下より軍旗を親授さる
 爾来将兵は必勝突破の伝統を受け継ぎ 一朝有事に際し義勇公に奉ずるを使命とし高師天伯原演習場を舞台に日夜を問はず寒暑晴雨のなか猛訓練に励む
 又第2大隊は中部軍第一下士官候補者教育隊とし幹部教育に精進する勇猛果敢その精鋭ぶりは天下に令名を馳す
 昭和18年7月6日第43師団急遽編成に伴い主力は軍旗を奉じ静岡に移駐
或る者は他部隊に転属さる
 越えて昭和19年5月30日祖国防衛の大任を帯び海路はるばるサイパン島守備の途につくもその大半が敵潜水艦のため海没の悲運に遭う
 一部上陸せるものは間もなく開始されたサイパン島攻防戦において昭和19年7月7日軍旗とともに聖寿の万歳と皇国の弥栄を祈念しつつ全員玉砕す
 ここに生存者将兵相計り記念碑を建立
 尽忠の偉業を顕彰し殉国の英霊を弔う
    昭和55年11月2日
      元歩兵第118連隊関係者有志建立

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