千葉県(その3)慰霊碑一覧・参拝記録
 千葉県松戸市
歩兵第五十七聯隊比島戦没者慰霊塔 (妙典寺)
建立場所
 千葉県松戸市小金きよしヶ丘1791 妙典寺
趣旨(英霊)
 大東亜戦争における歩兵第57連隊比島戦没者2300柱の慰霊顕彰
碑文
(副碑:慰霊塔の碑文」
 この塔は、大東亜戦争の天王山と言われたレイテ決戦に参加して戦死された佐倉、歩兵第五十七聯隊勇士の英霊を慰めるため、生存戦友、遺族の有志により建立されたものである。房総健児を中核とする聯隊は、昭和十一年渡満以来、孫呉の警備に当たっていたが、十九年秋、風雲急を告げえう比島に向い、十一月一日レイテ島に上陸、明治天皇より授けられた軍旗を奉じて要点リモン峠を守ること四十日、米軍2個師団を相手に勇戦奮闘、約二千三百名の戦友が散華された。今や昭和の世も終り、毎年の如くリモン峠を訪ねた生存者も老境に入るため、終戦四十五周年を期し、孫呉時代の戦友、天笠良祐師が、住職をつとめる当妙典寺の地に、宮内聯隊長の分骨及英霊の遺品を納めて慰霊塔を建立するものである。
 茲に謹んで英霊の冥福を祈るとともに住職ならびに檀家各位のご好意に対し、深く謝意を表する次第である。
 平成2年5月13日
  歩兵第五十七聯隊宮内会会長 長峰秀雄
  當山第四十世天笠良祐代
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