神奈川県(その3)慰霊碑一覧・参拝記録
 神奈川県三浦市
こだま・平和の折鶴 (三浦市役所)
建立場所
 神奈川県三浦市城山町 三浦市役所
趣旨
 核兵器廃絶平和都市宣言
碑文
こだま
 こだまとは「小さな鶴の声が幾重にも重なり合い、響き渡ってくるもの」であり、人々の「小さな鶴に託する平和への祈り」が世界平和に反映するよう「こだま」と名付けられました。
折鶴
 折鶴を作るときはいつも「人のために何かを祈るとき」であり、この折鶴に託して世界の平和を祈るという想いがこめられています。
三浦市核兵器廃絶平和都市宣言
真の恒久平和は、人類共通の念願である。しかしながら、核軍備は依然として続いており、世界平和と人類の生存に深刻な脅威をもたらしている。
我々は、世界最初の核被爆国として、また、1954年にアメリカのビキニ環礁での水爆実験により大きな被害を受けた経験を持つ三浦市民として、核兵器の恐ろしさ、被害者の今なお続く苦しみをかみしめ、この地球上に再び広島、長崎のあの惨劇を繰り返させてはならないと、全世界の人々に訴えるものである。
ここに我々は、非核三原則(作らず、持たず、持ち込ませず)の完全な遵守を求めるとともに、あらゆる国の核兵器の廃絶と軍縮を願い、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念を日常の市民生活の中に生かし、子々孫々に継承するため「核兵器廃絶平和都市」であることを宣言する。
平成27年2月寄贈「ビキニ被災60周年・三浦市民集会」実行委員会」
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