「埼玉県-3」慰霊碑一覧・参拝記録
 埼玉県小川町
英霊塔 (大塚台地)
建立場所
 埼玉県比企郡小川町大塚385大塚台地専有地

趣旨(英霊)
 日清・日露をはじめ大東亜戦争に至る間の地区出身戦没者の慰霊顕彰

碑文(英霊にささげることば)
 祖国を護り国の興隆をひたすら念じながら不幸にも戦場にたおれた英霊を弔うことは国民感情の発露である。
 日清、日露の戦役をはじめとし幾多の戦役事変を経て今次の大戦に至るまでの英霊が真に身を忘れあらゆる困苦に耐え祖国に殉じた雄々しい姿をしのぶときおのづと頭が垂れ涙のあふれるのを禁じ得ない。
 昭和二十七年国民待望の講和条約の発効をみるや ここに諸士のけだかい精神を永遠に顕彰しようとして英霊塔建設の議が起り、町民は欣然として建設費を寄附しあるいは工事の勤労に奉仕し風光うるわしく由緒不快この丘に英霊塔の完成を見たことは 日頃心の奥深くひそむ感謝のあらわれであると言わねばならない
 遺された家族や心ある人々は朝な夕なにこの地を訪れて諸士をしのびそのいさおしをたたえ霊前に額ずくであろう 英霊よ願わくは護国のみたまとなって新日本建設を静かに見守り賜わらんことを
  昭和二十九年五月十日
 英霊塔建設委員長  梅津 惣兵衛
* 靖国神社宮司 筑波 藤麿 書
【戦没者御芳名碑】
【英霊塔建設記念碑】
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