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東京都稲城市 | |||||||||
平和の碑 (平和の碑公園) | |||||||||
「三月二十八日 戦没者慰霊之日:平成九年十月稲城市遺族会」 |
建立場所 東京都稲城市東長沼1915 平和の碑公園 趣旨(英霊) 大東亜戦争における稲城市出征戦没者の慰霊顕彰 碑文 「裏面」祭文 大東亜戦争終戦五十周年を記念し英霊の顕彰慰霊を風化させることなく後世に伝承すると共に祖国の安泰と恒久平和への願いとこめここに「平和の碑」が遺族会員の戦没者への熱き敬虔の念と尊い御芳志により又稲城市の温情あるご理解とご協力を頂き日清、日露、大東亜戦役の慰霊碑の祀られている聖地に建立することが出来ました。 遺族一同心から感謝致しておる次第でごあいます。 尚「平和の塔」建立に当り靖国神社に鎮座します稲城市の英霊に対し三役にて昇殿参拝をなし御祭分を拝誦報告致し続いて都連遺族会本部のある春日の森の東京都戦没者霊苑の聖地に鎮まる魂霊の安置されているご位牌にも開扉参拝し合掌をもって心で言上し声無き声を聞き安著致しました。 そして今尚嘗ての戦場から祖国日本にお帰りになるご遺骨は「国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑無名戦士之墓」に納められ御祭神となられ御霊は静かに眠っておられます。 戦後半世紀の風雨にさらされ未だ帰らざるご遺骨にも遥かに想いをめぐらせ春まだ浅き千鳥啼くえにし深きこの墓苑に詣でねんごろにご冥福を祈り報告参拝して参りました。 扨て戦後私達遺族は英霊の御心にお答えすることができたであろうか。平成元年発行の稲城市戦没者名簿「ふるさとの碑」と共にこの碑が英霊の供養のともしびとしてとこしなえに継承されるようつとめるのが遺族の義務であり英霊にお答えする一端ではなかろうかと思う次第です。諸英霊願わくば遺族の心をおくみとり頂き終焉の地ははるけきも英魂は故山稲城で安らかにどうぞごゆっくりおやすみ下さい。併して母國大和に波たたぬよう御守護賜わりたく尚私達遺族おもお導き御加護下さいますよう祈念致し祭文奉献と致します。 鎮魂頌 平和への礎石となりし丈夫の みたま安かれ眠れ故郷に 桜花咲き初めし日謹書 稲城市遺族会 平成八年三月二十八日建立 |
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【碑群】 |
右から * 平和の碑 * 日支事変・満州事変・大東亜戦争 慰霊碑 * 忠魂碑 * 明治三十七八年戦役紀念碑 |