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旧日本銀行広島支店(広島市) | ||||||
所在地 広島市中区袋町5-21 *「日本銀行広島支店」 (爆心地から約380メートル) 1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、原子爆弾の強烈な爆風により、外形は残ったものの内部は破壊され、42人の犠牲者が出ました。 市内の金融機関はほとんど壊滅したため、日本銀行の内部を仕切り、各銀行が窓口を設け、8月8日から業務を開始しました。 (南西方面から望む日本銀行広島支店 1945年11月 川本俊雄氏撮影) |
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*「説明文」 旧日本銀行広島支店は、昭和11(1936)年の竣工で、設計は日本銀行臨時建築部において長野宇平治が携わった建物です。本館外観は中央を花崗岩、その他を人造石ブロックで仕上げ、基礎部分のルスティカ積や正面玄関附近の列柱、飾板などに、やや控えめではあるものの古典主義的意匠が見られます。内部では吹き抜けを用いて雄大な空間をもつ営業室やその周囲に取り付くギャラリーを始め、地下一階の金庫室などに戦前の銀行建築の特徴がよくしめされています。 本建築は建築当初の原形を内外観ともによく残しており、広島市域における初期の鉄骨鉄筋コンクリート造及び戦前の銀行建築の形態を知る上で貴重な建物です。 平成14年3月29日 広島市教育委員会 |
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