広島原爆記録
広島大本営(広島市)
*広島市中区基町21 広島城内

 広島城の天守閣をのぞむ本丸広場には、旧大本営の礎石が遺り、「明治二十七八年戦役広島大本営」の石碑があります。(昭和十年三月建設 文部省の文部省を消してある、)
*1945年の原爆は、木造白亜二階建ての大本営を一瞬にしてふきとばした。
「説明板」
 明治27年(1894)8月に日清両国に戦端が開かれたのち、それまでに山陽鉄道が開通していたことや宇品港を擁するといった諸条件により、同年9月広島市に大本営が移されることとなり、広島城内にあった第五師団司令部の建物が明治天皇の行在所(あんざいしょ)とされ、大本営が設置されました。
 明治天皇の広島滞在は、同年9月15日から翌年4月27日までの7ヶ月あまりに及んだ。その後、建物は広島大本営跡として保存されていましたが、原爆により倒壊し、今は基礎石のみ残されている。(英文有)
桜花の絆
   
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