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福井縣護國神社 | ||||||
鎮座地 福井県福井市大宮2-13-8 御祭神 御本殿 : 御英霊 31,993柱 明治維新前後より大東亜戦争に至るまでの国難において、戦死傷病、殉難、殉職された方で、靖國神社に奉斎せられたる福井県出身御英霊。 別殿(公安霊社) ・殉職公務員(警察等) 244柱 ・満州開拓団戦災死亡者 1,279柱 ・自衛隊殉職者 14柱 *別棟があるのではなく、社殿の中にあるらしい。 |
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御由緒(栞): 当神社の創建は、畏くも明治天皇思召しによる御趣旨に従い、国難に殉じられた方々の霊魂を永久に祀って其の冥福を祈り、感謝を捧げるため、昭和14年の内務省の護国神社制度に従い、昭和16年3月社殿を建立したことによる。 終戦後、昭和21年2月21日の神道指令により、宗教法人神社本庁の所属となり、同年10月20日には神社名を「福井御霊宮」と改称するを余儀なくされた。(「福井御霊堂」に改称すると同時に、別殿に殉職者の霊魂をも奉斉することになった。)現在の「福井県護国神社」と復称されたのは昭和26年の事である。 昭和23年6月28日の福井地方の大地震と翌月25日の未曾有の大洪水の被害のため、神殿を始め諸建物全部倒壊流失、境内崩壊、地下水噴出と、神具・調度装飾品等の浸水惨憺たるもので殆ど全滅に等しきものであったが、直ちに復旧の奉賛事業を興し、遺族及有志の献資により、昭和26年4月現神殿と御式殿を再建した。 昭和30年10月には、福井県護国神社奉賛会を設立し拝殿及翌殿の建設事業を竣工。昭和36年7月1日には、神社本庁より別表神社に加列された。 昭和45年8月15日には、御英霊の御遺品を展示保管する「秀芳館」が竣工。続いて昭和47年6月4日御鎮座30周年大祭記念事業として未復興であった大鳥居・玉垣の建設を行い、是をもって震災の復興は全部完了することとなる。 御鎮座と終戦の各周年事業を経て、平成4年4月には御鎮座50周年大祭を盛大に斎行し、社殿御屋根の萱替・一之鳥居の改築を行い、平成14年11月3日には御鎮座60周年大祭を斎行し、記念事業として、神社会館・社務所・の新築・境内地の整備を行った。 |
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ホームページ : 福井県護国神社 ブログ : “なかとりもち” として |
町の中心街から、やや離れた場所に鎮座していた。時間に余裕があったので歩いていく。35分程度で着いた。静かな住宅街に佇んでいる感じがした。 御英霊の御遺品を展示している「秀芳館」の見学を申し込むと、快く対応し開けて頂いた。 社殿(拝殿)の入口は閉ざされており、社殿(拝殿)の中を良く見学できなかったのは残念だった。お賽銭箱が硝子戸の中にあり、お賽銭を隙間から入れるのだが違和感を感じますね。御英霊の御心に参拝者の気持ちが伝わらない?のでは。社務所の方々の雰囲気が良かっただけに残念ですね。種々理由があるのでしょうが、日中の参拝時くらいは開放して頂きたいと思います。 また気になるのは、神社名が「社号標」「御朱印」等が「縣」なのに、「ホームページ」「栞が「県」であること。 |
境内施設 | |||||||||||
【第一鳥居・参道・社号標】 |
【御朱印】 |
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【第二鳥居から社殿】 |
【拝殿正面:閉鎖的?】 |
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【急流中低之柱即是大丈夫之心】 |
これは御祭神のおひとりである橋本佐内命が、常用の本箱のふたに記された言葉で、「急流の中にある柱のように、いかなるときも動じず流されずに雄々しく立っている姿こそが大丈夫の心」と言う意味になります。 橋本佐内命は、本を読む度にこの言葉を目にすることで「大丈夫の心」を思い起こし、勉学に勤しまれ、後年には広く高い見識をもって国事に奔走されました。 この柱をご覧頂いた皆様には、橋本佐内命の強気心に思いを馳せ、何事にも流されない強い心を持っていただけるよう願う次第です。 *急流中低之柱(県産杉 高さ10.7m)・・・写真は上が欠けている 坂井市丸岡町竹田地区遺族会の皆様のご奉納によるもので、高さは、橋本佐内命の御命日10月7日にちなんだものです。 *「啓発録碑」(左の石) ・福井県北部を流れる九頭竜川の巌を用いました。 ・揮毫は、福井県を代表する書家、吉壽一先生による |
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【福井県遺族連合会 壮年部記念碑】 |
【献木:北陸地区戦没陸軍少年通信兵慰霊祭記念】 |
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秀芳館 | |||||||||||
* 御祭神の遺品及御写真・兵事資料・戦争関係記念品・戦争関係書籍等数千点を収蔵展示してあります。 *見学したい旨を社務所にお願いすると、開場して頂けます。 |
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慰霊碑等 | |||||||||||
各慰霊碑名をクリックして下さい。各碑のページにリンクしています。 | |||||||||||
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