指定外護國神社参拝記録
天井山護國神社:山梨県河口湖町
鎮座地
 山梨県南都留郡富士河口湖町船津4213  

御祭神
 国家に尽くした英霊158柱。(日清・日露戦争の戦死者7名に大東亜戦死者151名を合祀。)

御由緒(沿革)
  明治39年5月、日清日露戦争での戦死者7名の慰霊のため建立。以来在郷軍人会船津分会主催での5月2日招魂祭を村内名誉役員、小学校生徒参列で奉仕、大東亜戦終戦後占領軍指令で一時中止、昭和24年9月本殿造営、大東亜戦死者を合祀。
 拝殿を昭和33年造営。平成7年5月拝殿を改築。

 富士急行線「河口湖駅」から約10分、三つ峠(天井山)登り口付近に護國神社の鳥居が目に入る。
 しかし、境内に入ると何処に拝殿、本殿があるのか迷う。とても神社には見えない単なる休憩所のように見える。良く見ると、右半分の部分の前に賽銭箱がある。左半分は天井山休憩所だ。境内の右方向に慰霊碑と手水舎が目に入るが、拝殿、本殿は何処だ!
 拝殿内には鍵がかかっていて入れなかったが、賽銭箱が置いてあるところが拝殿であろう。その裏に回ると小屋に見えるものが建っている。拝殿とその小屋の間(やっと人が入れるほどの間隔)から覗くと確かに本殿らしく神棚等が配置してある(暗くて良く見えない)。その小屋に「護國神社」の扁額があった。
 何とも不思議な神社を建てたものだ。これでは英霊に拝礼が出来ない。

境内施設
【三つ峠登り口経路上:鳥居】
【拝殿(右側部分)】
【鳥居と石段参道、社号標】
【扁額】
【本殿(小屋に見える)】
【手水舎】
慰霊碑等
【戦没者追悼記念碑】
 戦後五十周年平和記念事業
   戦没者追悼記念碑

戦後50年遺族の上を思いてよめる

 *御製
  「国がため あまた逝きしを悼みつつ
    平らけき世を 願ひあゆまむ」 

 *皇后宮御歌
  「いかばかり 難かりにけむ たづさへて
      君ら歩みし 五十年の道」

*裏面に御英霊158名の氏名が刻印
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【忠魂碑】
 「元帥大山巌書」

 側面に日清・日露での戦死者7名の没年月日、場所が刻印

 下段に「立石一片 流芳千秋 明治39年5月」」
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