福井県平和祈念館（福井県嶺北忠霊場）
場所 　福井県鯖江市水落町１丁目8-22　嶺北忠霊場内 概要 　福井県遺族連合会は､遺族会の創立60周年記念事業として､平和の尊さを学び､世界の恒久平和を祈念する拠点としての、「平和祈念館」を建設しました。 　建設地は、鯖江歩兵第36連隊の跡地であり､嶺北の忠霊場境内にあります。 　この施設の建設に当たっては､福井県と地元鯖江市日本宝くじ協会等の深いご理解とご協力､そして遺族会員の強い意志と慟きかけのもとに実現しました。 　現在､私達はかつてない豊かさを享受し､平和にくらしています。 　これは､先の大戦において､家族を守り､国家を存続させるため､尊い命を投げ出して戦った多くの方々の､犠牲の上に築きあげられた事を忘れてはなりません。 　私達は､戦争の悲惨さを次の世代に正しく語りつがねばなりません。 　このためにも､皆さんの知恵と行動により､この施設の充実と活用が継続されることを願っています。 ＊予約が必要です。鯖江市HP「平和祈念館のことを教えてください。」参照 　　福井県遺族連合会：0776-22-0822 　　鯖江市水落児童館事務局：0778-52-3561
【展示内容】
【栞】					【記念館・忠霊場入口看板】
【館外】
【父と母子別れの像】					【像】
「父と母子別れの像」 　　遺族会創立60周年・平和祈念館竣工　2007.4 　　　　財団法人　福井県遺族連合会 「裏面に御製」   ＊昭和天皇御製 　国のため　命捧げし人々の　ことを思えば　胸せまりくる ＊今上陛下御製 　戦いなき世を　歩きみて思い出づ　かの難き日を　生きし人々					【歩兵三十六連隊歌碑】
【展示室：整然と展示されています】
【研修室： 祭典の様子、昔の番宅の様子等写真展示】
「番宅」上の左写真中央の家 　嶺北忠霊場は、元鯖江36連隊の陸軍墓地です。この付近は練兵場の射撃訓練の馬でした。 　昭和16年頃、地元の篤志家が、兵隊さんの休息場にと建築寄贈されました。これを「番宅」と呼んでいました。 　戦時中は、兵隊さんの休息所として、戦後は忠霊場参拝者の参集所として、また忠霊場管理の拠点として利用してきました。このたび、平和祈念館建設の際、老朽化した番宅は66年の役割を終わり、取り壊されました。
【廊下】					【道路際の案内図：明示されている