記念館 
遺品殿(札幌護国神社)



(境内掲示板)
場所
 北海道札幌市中央区南15条西5丁目1-1 札幌護国神社

概要(資料)
 この遺品殿に収まっている品々の多くは、旧札幌歩兵第25聯隊記念館の陳列品の一部で、当時聯隊は樺太に移駐していたが、8月9日のソ連軍の参戦により 記念品は聯隊の歴史を物語る貴重な資料であるため 梱包して終戦後 稚内の宗谷要塞司令部に送り届けられた。しかし、その後行方不明となり23年後の昭和43年秋、札幌護国神社で発見されたのである。その間にあっては先々代宮司が管理されていて先代宮司反橋宏氏によれば「終戦後神社として軍事に関する所有が困難な時代であった為」であることが判明された。しかし、誰が持ち込んだかは今に至るも一切不明なのである。
 陳列品として、歩兵25聯隊初代連隊長渡辺大佐の軍服を始め、日露戦争着用の軍服、乃木大将の感状、
征露記念奇書、山海関の戦闘で戦死した児玉・吉田両大尉血染めの軍服。満州事変で戦死した金野・小野大尉の血染めの軍服等々、歩兵第25聯隊関係の数多くの遺品、記念品を展示しており、他にも、海軍戦役将兵の遺品や記念品、アッツ島の小石、ノモンハンの桜とハイラルの砂、沖縄戦場の電線、硫黄島の砂、サイパン島の砂と小石、ノモンハンにて採集した戦役将兵の遺品等々のほか、当時の写真多数を展示してある。
 現在は彰徳苑を守る会が運営管理し、彰徳苑みたま祭りや例大祭の際には一般開放もしているので、ぜひ一度見学し、先人たちの偉業を偲び、英霊たちの犠牲の上に、現在の平和が築かれている事を身をもって体験していただければ幸いである。 札幌護国神社
    
入って左側地下にある
 【展示内容】
 
 
 
   
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