群馬県護国神社
 群馬県護国神社
平和の礎
建立場所
 群馬県高崎市乗附町2000 群馬県護国神社

趣旨(英霊)
 戦争を反省し、平和な社会を築く。戦歿者戦災者等の慰霊顕彰

碑文
  日清日露の両戦争をはじめとし幾度かの戦争を経て太平洋戦争の終結まで約半世紀の年月が流れた
 この間郷土群馬の若者は高崎部隊をはじめ全国各地の部隊に所属し北や南の遠い異国の地にまた国内の各地に身命を捧げ愛国の真心をもって戦争遂行に尽したのである しかし祖国日本の安泰と繁栄を信じながら前途有為な先輩戦友が惜しくも戦没されたことに想いをよせるとき誠に残念の極みといわなければならない
 一方銃後にあっては困苦久乏に耐えて食糧並びに軍需物資の増産と輸送及び戦地への慰問発送など献身的に尽された方々の労苦は極めて多大であった
 太平洋戦争終結から四十五年平和でしかも世界各国の注目する大国としての繁栄は戦没者をはじめ国内にあって銃後を守られた方々そして終戦直後の困難をきりぬけ復興を尽くされた人々の犠牲と努力の上にうちたてられたことを想いここに深く感謝の誠を捧げるものである
 激動の昭和時代も終わり平成の時代となった今戦争は悲惨の極みであることを痛感し平和の礎となられた英霊をはじめ多くの方々の慰霊とその功績を顕彰すると共に永遠の平和を記念するものである
 ここに同志相はかって群馬県護國神社の社頭に俺を建てる
  平成二年十月三十日
    平和の礎建設委員会委員長
護国神社別慰霊碑

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